1年を通しての着物の楽しみ方2

1年を通しての着物の楽しみ方2

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こんばんは
本日も着付けのお勉強をしていきたいと思います。
本日は第40回目です
今回も1年を通して和装を楽しめるように、1月から12月まで
どのように和装を楽しむ事ができるのかを考えていきましょう。
貫太郎です、宜しくお願いします。

新しい季節の前に、その準備のように
少しの別れをみな体験します。
皆さんは覚えていますか?
小学校の時、6年間の思いを胸に中学という未知の領域に足を踏み入れる前
たくさんの先生や保護者の方々に見守られながら
大勢の前で別れと巣立ちの歌を歌い
校長先生に名前を呼ばれ、学校を卒業していく
ほとんど全ての人が経験した事だと思います。

最近縁があり、小学校の卒業式に出向く機会がありました。
生徒さんの中に知り合いはおりませんでしたが
卒業証書を受け取り、皆で歌を歌う姿は
知らなくても涙を誘うものがありました。
もちろん全然関係ない私が泣いていると意味がわからないので
我慢はしましたが、それでも自分の子供が小学校を卒業し
皆の前でこれからの意思を歌にのせ伝えてくれることを想像すると
本当に今でも涙がでそうになります。

さて3月を過ぎればいよいよ4月
今度は出会いの季節となりますね。

☆4月

桜が咲き乱れ、各地の桜のスポットには多くの人が集まります。
そしてその美しさといったら

見事です。

桜の花びらが舞い落ちるその姿でさえ
儚さではなく、美しさとして心に残ります。

桜の柄の着物や帯、バック、草履、長襦袢、半襟、日本手拭、帯締め、帯留めなどなど
さまざまな桜柄のピンクの小物を見ることができます。

桜柄というのは日本では四季の一つとして扱われがちですが
海外で桜といえば日本を象徴する花の一つとして描かれています。
ですので、海外であれば4月限定というわけではなく
1年中を通して桜柄の着物を着用する事ができます。

また4月はおしゃれの季節でもあります。
寒い冬が終わり、温かさを感じるようになります。
春の陽気は外に遊びに行きたくなるように皆さんを誘います。

また上記しましたが、入学式の季節となります。
入学式に和装の方は少ないかもしれませんが
節目という事ですから、ご両親は着物で入学式に参加されても良いかもしれませんね。

まさに季節も環境も変わり目です。
こういうときに気持ちを引き締めるべく着物や袴に身をつつみ
式典に参加したり、どこかに出かけたりしてみてはいかがでしょうか?
着付けを覚えると、行動の範囲が広くなると思います。
是非着物で春を満喫しましょう。

貫太郎

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