こんばんは
本日も着付けのお勉強をしていきたいと思います。
本日は第44回目です
今回も1年を通しての着物の楽しみ方です
今回は10月です、肌寒さを感じる季節です
すっかり秋だなあと感じながら、冬も見えている季節ですね。
10月の紅葉のシーズン、どのようなお着物を着ればよいのか考えて行きましょう。
貫太郎です、宜しくお願いします。
友人が海外に行っております。
何度か連絡を頂いたのですが、まあ楽しんでいるのかどうなのか
もともといい加減な奴ではありますが
海外でも、何とかなるので大丈夫
とばかりに、色々と動いている様子です。
特に心配しているというわけでもありませんが
海外に行くと、体のバランスも変わります。
これは、体調管理などの問題ではなく
単純にその地域の食事や環境などに体を合わせる時間が
必要になるということです。
あまり無理をしないようにして頂ければと思います。
では10月のお着物に関して御話していきましょう。
10月1日から世間でも冬服という風に考えられます
学校でも10月からは冬服を纏い、最初は少し暑いし重たいなあ
という印象をうけるかもしれません。
しかし着物の場合、袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物の3回目の季節です。
前回書いたとおり、6月、9月は薄物の季節です。
単衣の話は十分したかと思いますので
今回は袷の御話を少ししようと思います。
またこれが10月の着物として重要になってきます。
寒い時期は温かく、暑い時期は涼しく装うというのが着物の基本です
前回書かせて頂いた 先取り ですね。
また粋なだけでなく、非常にシンプルな機能的理由も同じくあります。
「季節感を出すことによってお洒落を楽しむ」という理由と、暑いので涼しく、寒いので温かくという
機能性の面と2面があります。
日本ほどはっきりとした「四季」がある国は珍しいです。
日本の四季は本当に素晴らしいです、そしてその四季に着物も多くの種類と着こなしかたがあるのです。
面倒な場面もある着物ですが、色々な面で美しく四季を司る着衣として定着しているものです。
和服、和装しかり、色々な季節を楽しみましょう。
また10月は紅葉の季節でもあります
紅葉の季節は京都などで、ライトアップイベントが多く開催されます。
そのあたりも、是非和服でご参加頂ければと思います。
きっと新しい楽しみ方が、みつかると思いますよ。
次回は11月です、温かさから一転して寒さへ移行する季節です。
また和服も変化していく季節ですね。
それではまた。