着付と小物

カジュアルに楽しむ着物
カジュアル着物なんて言葉が生み出され、若い世代にも素敵に着物を楽しむ人が増えてきました。
インターネット通販でも、着付け小物をセットで販売しているところが増え、今までは着物屋さんにいかないと揃えられなかった部品が簡単に手に入ります。
今の若い人の着物コーディネートを見ていると、小物で遊んでいる人が沢山いますね。
着物にしても帯にしても、また紐類にしてもビビッドな色であったり、大胆な柄もありますので、そういったものを上手く組み合わせて楽しんでいるようです。
着物の帯締めや帯揚げなど、チラリと見える小物でアクセントをつけたり、帯の結び方で遊んでみたり、ハマるとかなり面白そうです。
カジュアル着物というのは生地が綿だったり、デニム生地だったりするので、合わせる小物の素材も広がりますよね。
また着物コーディネートを楽しんでいる人は、骨董市などに出かけて、着物にあるアンティークの小物を見つけるのが楽しいようです。
自由にアレンジを楽しむ現代の和装
髪型やアクセサリーなどは、あまり和風ということに縛られることもないです。
ピアスやビーズなどを多用している人もいますし、カゴバッグなどを使っている人もいます。ただバッグのサイズは小ぶりなものがバランスが良いですね。
着物というとこういうものだというイメージが固定化してしまい、コーディネートを楽しむということに発想が行かなかったのですが、
上手な人のコーディネートを見るとこんなに自由でいいんだと気付かされます。
髪型も黒髪でなくても問題ないですし、着物の色も何でもあります。柄だって、ヒョウ柄もあればドクロ柄もあったりします。
本当にアイテムの性質さえわかっていれば、洋服のようにスタイリングできるのだと思います。
着物って私たち日本人の普段着だったものですよね。ですからもっと自由に楽しんで良いはずです。
レースの半襟や、ベネチアンガラスの帯留、コサージュをつけたり手袋をしたり、足元にブーツを合わせたり。
思ったよりもずっと身近な「着物」
着物を買うにしても、非常に高価なイメージがありますが、 カジュアル着物でしたら洋服を買うのと同じくらいの気持ちで購入できます。
また、骨董市などでアンティーク着物や帯の掘り出し物に巡り合うこともあります。
もしかしたら、お祖母さんが所有しているものを譲っていただけるかもしれません。改めて考えてみると、着物を着用するチャンスは身近に沢山あるかもしれません。
興味のありそうなお友達と誘って着物でお出かけしてみましょう。